学部1年から数値流体力学(CFD)研究室、3年秋学期から自動運転車・高速道研究室に所属しました。特にインターンをせず、学会発表や論文執筆に向けてこれらの研究室でプロジェクトに取り組みました。
学部4年の夏休みから具体的な出願準備を始めました。研究室の教授から「GREの勉強より研究の方で結果出した方がいいよ」と言われたのでGREは単語覚えて1回受けて、TOEFLはどのプログラムも免除されていたので受験しませんでした。出願時には国際学会での口頭発表1回、小規模のものでポスター発表2回、執筆中論文1つの研究経験を積むことができました。
反省点として、研究室選びの時結構選択肢を広げてから出願したのですが、数値流体力学の経験を活かしつつ交通の自動化関係の研究をやりたいという我儘さというか優柔不断さがありました。そのため合格はいくつかもらえたものの奨学金や生活費を出してもらえる教授を探すのに苦労しました。
結果的に、そこら辺も織り込んで受け入れてくれた教授のいるイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の航空宇宙工学科の修士課程に進学する事になりました。学部時代のGPA(3.69)が学科の定める直接Ph.Dに入るための足切り(3.75)に届かなかったため修士での合格になりましたが、修士1年目終了後に教授の推薦で博士課程に移れるそうなのでまた1年後にどうしようか考えようと思います。
(参照:海外大学院受験記2021-#12 「アメリカ学部留学生のアメリカ大学院受験~目指せ! 移動時間から解放された社会~」)