私の大学院受験は、夏前に興味がある研究室をリストアップするところから始まりました。続いてリストした教授に対してメールでコンタクトを取りました。メールの文面には自分の研究のバックグラウンドと興味関心について触れた上で先方の研究室に参加したいという旨を書きました。メールに書ききれない内容はCVを添付することで補填しました。海外の教授に初めてメールを送るのは緊張するものですが、経験を積むごとにメールの内容や表現に磨きをかけることができました。基本的なことなのですが、複数の教授に個別にメールを送る際にはメールアドレス、宛名、メール文面を混同して間違えないように気をつけましょう(経験あり)。
メールを送った中から大体2~3割くらいの教授から返信をいただくことができました。運が良い場合にはZoomでお話をする時間を設けてくださる教授もいます。私は面談までにその教授の研究室で出版された論文をチェックした上で質問項目を考えました。加えて、自分の研究内容を紹介するための発表用スライドを用意しておくことも効果的だと思います。面談当日は先方の研究室が自分の興味関心とマッチしているかを確認するとともに、教授に対して自分自身を最大限アピールできるよう意識しました。
また、興味がある研究室に所属している現役学生にコンタクトを取ることも非常におすすめです。彼らからは博士課程プログラムへの満足度や出願書類作成のコツ、教授の指導体制など、ウェブサイトでは得られない情報を教えてもらうことができました。