学部1年次に初めてTOEFL iBTを受験したときの点数は52/120点で、特にReadingは制限時間を全て使ったにも関わらず、3/20点しか取れなかった苦い思い出があります。その当時は大学院留学を強く意識していたわけではなかったので、通学などの隙間時間で英語のPodcastを聴いたり、大学の支援制度を利用してe-Learningに取り組んだりと、大学生活の中でコツコツと英語の勉強を趣味感覚で続けていました。
実際に大学院受験を意識した2020年の3月以降では、6月上旬に1回、8月下旬に1回それぞれTOEFLを受験しました。XPLANEのデータにもある通り、私も100点を目指してTOEFLの勉強に励んでいたのですが、受験した結果はそれぞれ91点と98点でわずかに届きませんでした。9月以降は他の予定も詰まっており、それ以上の時間とお金をかける余裕もなかったことに加えて、MIT以外の出願校については最低要件を満たしていたので、結局出願した全ての大学に98点のスコアレポートを送付しました。
出願締切後の1月初旬、MITから「最終審査を通過させるために、できれば2月4日までに英語要件(TOEFL iBT 100)を満たしてほしい」との連絡を受けたので、月末締切の修士論文の執筆と並行して1月に2回ほどTOEFLを受験しました。一度目は96点に下がってしまったため、二度目は苦手なReadingとListening、そして単語の詰め込み勉強をしてようやく101点まで点数が上がりました。その後、スコアレポートを送付して1月下旬にようやくメールで正式な合格通知が届きました。偶然かもしれませんが、一度目と二度目の試験の間に志望先の研究室の学生からオンラインミーティングの招待が届き、学生やポスドクから励ましの言葉をいただきました。合格が決まっていないにも関わらず、積極的に応援してくれた研究室の雰囲気は進学先を決断する上で一つの決め手になりました。