質問:(日本の教授もそうですが)海外の教授とZOOMなどでミーティングをするのが怖いです。いきなり研究の話から始めるのも不自然だと思うのですが、どのように会話を始めればよいですか?
回答:初めて教授と話すとき、突然研究の話をするのではなく、簡単なアイスブレイクをすることをお勧めします。とはいっても、英語で初対面の方と雑談をするのはハードルが高いかと思います。僕がよく使う手は、Zoom背景を日本の食べ物にすることです。ラーメン、寿司、うどんなど私自身はよく使うのですが、簡単な自己紹介の後、「面白い背景だね、それは何の食べ物?」「背景を見てお腹が減ってきたよ」などと、8割方相手から突っ込んでくれるようになります。そこで2、3分ほど好きな食べ物について話し、研究の話に移るというのが私の鉄板です。(回答:早川さん)
質問:修士を取ってからアメリカで博士課程に進学すると、卒業する頃には30歳前後になります。日本での就活が心配です。
回答:日本でもだんだんと博士号取得者を対象として採用している企業は増えてきました。日本国外に出ると、アカデミアや研究職以外の職種でも博士号を持っていると有利になるケースが格段に増えますよ。(回答:伊藤さん)
質問:大学院留学中は日本とのコネクションはどのように維持しますか?
回答:海外にいると、日本との繋がりはやはり薄くなってしまうものです。日本の学会に積極的に参加することが誰にでもできて、手っ取り早いのかなと思います。今のご時世だとオンラインで学会を開催しているところも多いですよね。(回答:成田さん)