出願準備

大学院の出願には、様々な要素からなる出願書類や共通試験の結果が必要となります。ここでは、およそどの分野/どの大学院にも共通となるであろう書類と試験の準備について詳しく説明していきます。下から知りたい情報のページをクリックして下さい!

志望校選び 志望校選び
SoP(1) – 準備編 SoP(1) – 準備編
SoP(2) – 執筆編 SoP(2) – 執筆編
GPA GPA
GRE GRE
TOEFL TOEFL
CV/Resume CV/Resume
推薦状 推薦状
奨学金 奨学金
面接 面接
出願準備-その他 出願準備-その他

志望校選び

海外大学院受験を決意したのち、出願校選びの時や合格オファーを受け取った後でさえ唯一悩み続けるものが、大学院選びです。大学ランキングも複数存在しますが、ランキングがすべてではありません。例えばアメリカの大学院はそれぞれがユニークで、強い分野や学校のカルチャーなど様々な点において特色があります。その多様な大学院の中から、これからの数年間を過ごすことになる自分とマッチした大学院を見つけることが大切です。そのために、自分を良く知り、大学院を知る必要があります。では、まずどのような点でマッチングを考えるべきなのでしょうか? 続きを読む

SoP(1) – 準備編

出願の際に提出するエッセイは一般にSoP (Statement of Purpose)と呼ばれます。日本語ではいわゆる「志望理由書」にあたります。ただ、志望理由書があまり重要視されない日本の大学院受験とは異なり、SoPは海外大学院受験ではかなり重要視されます。海外大学院は、試験の成績や実績が主に見られる日本の大学院受験とは異なり、(極めて優秀な特例を除き)ただ優秀である学生が必ずしも合格するわけではありません。この「SoP- 準備編」では、SoPに書く内容について話していきます。SoPの書き方について知りたい方は次のページの「SoP(2)-執筆編」に進みましょう。続きを読む

SoP(2) – 執筆編

エッセイ(2) – 執筆編では、エッセイの書き方について具体的に見ていきます。SoPの基本情報やSoPに書くべき内容について知りたい方は、「SoP(1)-準備編」を見てください。SoPの形式についてですが、大学によって様々です。例えば、University of California, Santa BarbaraのMaterials Departmentでは2ページまでなのに対し、Harvard Universityでは1000語以内で”Describe your reasons and motivations for pursuing a graduate degree in your chosen degree program, noting the experiences that shaped your research ambitions, indicating briefly your career objectives, and concisely stating your past work in your intended field of study and in related fields”といったSoPに書く内容の指定もあります。続きを読む

GPA

GPA (Grade point average)とは各科目の成績から算出された学生の成績評価値のことで、海外大学院出願の際に提出する必要があります。大学の成績を4(おおよそ90点以上、A)、3(80点以上、B)、2(70点以上、C)、1(60点以上、D)、0(60点未満、F)の5段階で評価するシステムが一般的です。各授業でこれらの点数がつけられ、最終的に大学所属期間中に取得した全ての成績を平均化したCumulative GPAは

GPA = ∑(各授業の成績×単位数) / 総単位取得数

で計算されます。その学生の学部専攻での成績だけを数値化するために、一般教養科目(第二外国語など)の成績を除外し専攻科目の成績だけを用いて計算されたMajor GPAを出願の際に報告する場合もあります。続きを読む

GRE

GRE (Graduate Record Examination)とは、ETSが主催する大学院出願用の共通試験です。近年では、大学院という研究者の卵を育成する機関への入学審査における画一的なテストによる能力測定に疑問を呈する声が出ているものの、現段階ではほとんどの大学院のプログラムで出願時に提出することが求められます。GREは大きくgeneralとsubjectの2つに大別され、GRE generalはverbal reasoning、quantitative reasoning、analytical writingの3部門で構成されています。一方subjectはbiology、chemistry、literature、math、physics、psychologyの6科目があります。GREは共通テストであり、数値として受験者を評価する客観的指標となります。続きを読む

TOEFL

海外大学院受験を目指す、もしくは興味のある学生なら必ず聞いたことはあるであろう英語試験、TOEFL(Test of English as a Foreign Language)に関する情報をここでは紹介していきます。TOEFLの概要、種類、受験費用等細かい情報はETS(Educational Testing Service)の公式サイトに詳しく記されているのでそちらをチェックしてください。ここでは、TOEFLが海外大学院留学においてどのような立ち位置なのか、大学院合格のために何点取る必要があるのか、現役の大学院生がどの程度の点数を取って合格を勝ち取ったのか、などを簡単に解説していきます。続きを読む

CV/Resume

大学院出願に必要な書類の1つとして、ResumeもしくはCV(Curriculum Vitae)があります。両者は共に日本でいう履歴書、職務経歴書のようなものですが、厳密には形式や内容に違いがあり日本の履歴書をそのまま英語に直訳するというわけにはいきません。殆どの大学からCVの提出が課されますが、CVの代わりにResumeを必要とするところもあります。海外大学院への入学出願書類の1つという立ち位置でのResumeはCVの要素も兼ねることもあり、募集要項をしっかり確認することが大切です。続きを読む

推薦状

海外大学院に出願する際には推薦状が必要になります。Recommendation Letter や Reference Letterと呼ばれるこの推薦状では、出願者のことを良く知る人物数名 (通常3名以上) が出願者について「太鼓判を押す」ことになります。直接自分で準備をする書類では無いので、海外大学院を目指し始めた人にとっては最も不安に思う出願書類の一つかもしれません。しかしながら、推薦状は出願に必要な全ての書類の中で1, 2を争うと言っても過言ではない非常に重要な書類です。続きを読む

奨学金

日本の大学で「奨学金」というと、卒業後に返済の必要のある「貸与型奨学金」(loan)を指すことが多いですが、ここでは海外博士課程進学希望者向けの返済の必要のない「給与型奨学金(以下、「奨学金」)」(scholarship, fellowship)について説明していきます。海外大学院の博士課程では、自費ではなく奨学金や教授(研究費)からの給与によりお金をもらって生活する場合がほとんどです。さらに奨学金には、日本の財団が支給する奨学金と、海外大学や財団が支給する奨学金がありますが、ここでは日本の財団が支給する奨学金について言及します。続きを読む

面接

大学院受験における「面接試験」と聞いてどのようなものを思い浮かべますか?日本の大学院の一般的な面接試験といえば、面接官である教授数名の前で自分の過去の研究の内容をプレゼンしたり、受かった後の研究予定、あるいは一般的な知識問題に答えるようなものを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。決められた日時に大学に行き、長くて1時間、短くて十数分のケースも少なくないと思います。筆記試験を突破した後のオマケのようなものと考えている人も少なくないのではないでしょうか。続きを読む

出願準備-その他

各出願書類の紹介ページでは伝えきれない、より詳細な情報をこちらにまとめていきます。このページは随時更新されるので、定期的に確認してください。Twitterの最新記事投稿ツイートもチェックしましょう!記事を読む